西下航平

ハーヴェスト・フェスティバル

 

テューバ & ピアノ

 

テューバという楽器はいつもオーケストラ、室内楽で土台としてずっしりとその存在感を誇示しているが、反面華やかなイメージを持つことはあまり無いように感じる。

今回次田さんから委嘱を受けた際には、彼のもつキャラクターを表現しようと考えた。

その結果、明るく華やかな(そして技巧的にも難しい)、いい意味でテューバのイメージをひっくり返しそうなテーマが頭に思い浮かんだ。

そしてテューバのもつ幅広く豊かで温かみのある音色から「豊穣」が、この曲のもつ明るく飛び跳ねるようなテーマから「祭」が頭の中で結びつき、「収穫祭」というタイトルを付けた次第である。

 

実りの季節は、暮らしを豊かにした。

暮らしを豊かにする実りの季節は、人々から歓迎される。

木々には熟れた実が、畑には穀物や野菜が、今か今かと収穫を待ち望んでいる季節。

天からは陽光と雨。どちらも実りには欠かせないものだ。

人々は祭りを開く。天と大地の恵みへの感謝と、溢れ出んばかりの歓びをこめて。

 

この曲がテューバの新たな一レパートリーになっていくことを願う。

(西下航平)

西下航平 / ハーヴェスト・フェスティバル ; テューバ & ピアノ 楽譜

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